涙のわけ   ~ 引退  ・  伝説へ ~   

2006年 07月 04日

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引退。


代表からではなく、「プロとしてサッカーボールを蹴らないこと」。


さっき中田のHP見て文章読んだんだけどさ、
泣きそうになった。




マスコミ嫌い・ぶっきらぼう・無愛想...。
テレビに映る中田英寿はいつもそうだったなぁ。



でも、

それが、サッカーに対する自分の愛情を守るため。 だったとは。



6月22日、ブラジル戦のあとのピッチに仰向けで泣いていた理由が
こうだったとは...。




中田英寿が注目されはじめたのは9年前。
フランス大会出場をかけて、イラン相手に最後の出場枠をかけて戦った、
俗に 「ジョホールバルの奇跡」 と呼ばれる試合。

9年前ということもあって記憶もさだかではないけど、
延長後半、だったかな?
数あるシュートチャンスをなかなか決められない日本のFWに
何本もパスを出し続け、それでも決められないから
最後は自分で強力なミドルを打った中田。

そのシュートをイランのキーパーがはじいて、そこへ走りこんだFW岡野が
決めた。

W杯、初出場。

その最後の瞬間だけは今でも鮮明に覚えてる。


試合直後、選手達のインタビューでW杯初出場を喜ぶコメントが
次々に映るテレビの中、

中田だけは 「これで代表は盛りあがったんで、次はJリーグのほうを
         盛り上げていってください、お願いします」

と。

若干20歳。

当時、Jリーグは発足して数年しか経っていなかったから人気はわずか。

誰よりも日本サッカーの発展を願っていたんだな。




そして当時、自分も含めたサッカー少年に大きな影響を与えたのも彼。



中田と同じポジションの“オフェンシブハーフ”
をやりたがる中・高生が爆発的に増えた。


代名詞、「キラーパス」が流行ったのもそう。





ただ、そんな中田もマスコミ嫌いがひどかったり、
淡々とコメントを出す姿勢に批判が集まった。

今でも、そう。ブラジル戦の後のインタビューで、
一度答えた質問と同じような質問をした記者に対して、
「話聞いてますか?」
と。


日本代表の戦績が悪い時には、原因の中心にされたり、
選手間の溝の原因にされたり...
注目が集まるが故に厳しい見方もされたんだね。


が、そんな中田はHPで最後に、

マスコミも含めた自分のサッカー人生で関わってきた人たちに

「ありがとう」

の言葉でしめてた。



HP上でも書いてあったけど、
ただ単純にサッカーがすきだったんだろね。



これからは伝説になる気がする。
この先、日本代表がどういうふうになるかはわからないけど
過去に「こういう選手がいた」ってみんな話すんだろうね。






高校時代、インサイドのパスがうまくできなくて
「なんで中田はあんなにインサイドパスが強いんだろう」
って思いながらジャクソン(中村君)相手にパスの練習したっけなぁ。


俺ら世代のサッカー小僧には大きな存在だったんだよな。




次の世代の日本代表に、“ポスト中田”は出てくるかな?

あーいう選手がもっといればきっと

W杯で優勝できるかもね。





それにしても、

中田のプレーがもう見れないのは寂しいな。
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by hideo10292002 | 2006-07-04 02:11 | 日常

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